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本「「のび太」という生きかた」を読んだ。楽して人生をうまく送る。

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ドラえもんの登場人物、のび太から、「楽して、人生をうまく送るコツ」を学ぶ……だそうです。

そのコツである「のび太メソッド」を紹介します。

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その1:心配なことは、考えない

「ああしたら、こうなるかも」なんて心配し過ぎて、自分で自分の手足を縛ってしまっては、なんの行動も起こせません。そのままでは、描いている夢は夢のままで終わってしまいます。
 プロセスを考えることに全力を尽くしてしまって、実際になんの行動を起こせないようでは、本末転倒。ときには、のび太のように先のことをあまり考えないで、今やっていることに全力を尽くしてみてはどうでしょうか。

「のび太」という生きかたより

まず、リアル面における行動ですね。

心配しても無駄……失敗/成功も考えない……まず行動と。

失敗学みたいですね。

でも、リアル面って最初の一歩が恐いんですよね……その場合は以下、スモールスタートで対処です。

その2:「かっこいい自分」を想像する

 どんなに現実ばなれした夢でも、のび太が「拳銃王として歴史に残るような活躍」を夢見たように、思い描けることができれば、精神的若さは維持され、夢を追い続けるエネルギーは枯渇しないでしょう。
 夢は頭を使って考えなければ、描くことはできません。夢は思考の賜です。人類の夢と考えられて実現したものはほとんどすべて、最初は人間の頭で考えられたものです。

「のび太」という生きかたより

続いて、メンタル面における行動です。

イケてる自分を想像する。

リアルでイケてる自分にならなくていいので、ラクです。

とにかくイメージすればいいのですから。

ある意味、現実逃避をポジティブに行うといったところですね。

ここで、リアルではなく頭の中だから、空しい……となったら負けです。

頭の中では、ひたすらかっこいい自分を想像しましょう。

その3:でも、現実ではかっこつけない

 のび太は自分の長所や欠点を、ドラえもんだけでなく、まわりの友だちに比較的正直に披瀝しています。だからこそ、適切なサポートを受けることができます。
 こののび太とドラえもんの信頼の上に成り立った関係性を保つには、のび太のありのままをさらす素直さや従順さが非常に大きな要素であると言えます。自分を偽ったり、ホラを吹いたり取り繕うことは、的確なサポートを受けるうえではマイナス要因になってしまいます。

「のび太」という生きかたより

また戻って、リアル面における行動です。

無理にかっこつける必要はない、と。

ありのまま……ってやつです。

ただし、その 2 にあるように、自己イメージはかっこつけまくり。

そして、リアルでは無理せず、普通にしていればいい。

無理は禁物……無理矢理欠点をさらけ出す必要もなし……あくまでも自然に、です。

あまりヘタ打つと、嫌われちゃいそうだし、拒絶されちゃいそう……。

とにかくリアルでは無理せず普通にしていましょう。

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その4:やりたいことは、絶対やる

 まわりの人たちを十分に納得させることのできるようなしっかりした目標を提示することがとても重要です。
 他人のサポートを期待する場合、誰でも納得できるような、明確な目標を持って取り組んでいることをアピールする必要があります。
 ほんとうにやるべき目標のためには、いい仲間が集まり、結果的にはいい成果が得られるのです。

「のび太」という生きかたより

これ、はっきり言って難しい……絶対やる、ですからね。

やりたいことって、まわりに迷惑かけてもやった方がいいのか……??

ぼくの弟はひきこもりです。

これ、本人がやりたいからやる、でしょうが、まわりはたまったものではありません。

なんでもかんでもやりたいからやる、は確実にアウトでしょう。

だったら、どうすればいいか?

そう、一人でやりたいことをやる、のです……自立して一人で。

もしも本気でやりたいなら、家を出て行って一人でやる分には、法律を犯さないかぎり問題ないのではないんでしょうか。

家族がいる場合は、あなたのやりたいことについて家族の理解が必須でしょう。

その理解が得られないようであれば、身の丈レベルで、こそこそ裏でやるしかない……バレた時のリスク管理も必要になってきそうですが……。

引用にあるように、自分のやりたいことがまわりに理解・納得してもらえるのであれば、ハードルはグッと低くなります。

つまり、そのやりたいことができるのは、そのやりたいことの内容次第だし、まわりの環境次第、ということです。

その5:自分の夢で、まわりを感動させる

 夢を叶えるためには、「まわりの人を感動させ、巻き込むこと」が重要である。
「自分の力でやってみよう」と思わせる行動をとってこそ、「失敗してもいいさ!」と、その計画に乗ってみようという人や、「あたたかい目でみまもってやろう」というサポーターも現れるのです。
 ドラえもんの言葉を借りて、アドバイスします。「自分の頭で考え、自分の力で切り抜けて」ください。

「のび太」という生きかたより

まわりの人が感動せず、しかも巻き込めなかったら、夢は叶わない……ということですね。

つまり、独りよがりではダメであると。

「ぼくの夢=みんなの夢」でなくてはならない。

そうすれば協力を得られる……サポートもフォローもしてもらえる……。

その際「自分の頭で考え、自分の力で切り抜ける」必要がある……。

なんだか課題だらけです。

とにかく夢を叶えるにはいくつもの条件がある、ということは分かりました。

まとめ

たまき
たまき
努力もせず、人生の「勝ち組」となったのび太。彼の成功の秘訣とされる「のび太メソッド」。見習うべき価値ありです。

れな
れな
「ぐうたら三昧」「ダメのび太」でもしずかちゃんと結婚できました。「のび太メソッド」を実行すれば、あなたも人生の「勝ち組」になれるかもしれません。

おすすめ本

ズバリ「「のび太」という生きかた」です。

先入観なしでまずはご一読を。