2019年モデルThinkpadを購入!環境設定する。(その4)
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、我が家でメインで使用している Thinkpad E490 ですが、動画をダウンロードしまくってたら、あっ… という間にドライブ C: の容量がなくなりました。( ̄□ ̄;)
これはヤバい… E490 のパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
そこで、空いている 2.5 インチ ドライブ ベイを活用して、問題解決します。
やること一覧
ドライブ C: の容量不足に対して、やることは以下のとおりです。
- 2.5 インチ SSD を用意する
- こじあけ工具を用意する
- E490 の電源をオフして、 microSD を抜く
- E490 の本体カバーを開ける
- ダミーハードディスクと SSD を交換する
- E490 の本体カバーを閉じる
- microSD を元に戻し、 E490 の電源をオンする
- SSD をフォーマットする
- ドライブ C: からドライブ D: へファイルを移動する
ひとつひとつ説明します。
…で、 1 つ注意です。
本作業はあくまでも、自己責任で行う必要あり、です!
これを行ったがため、万が一 Thinkpad が壊れてしまったら、有償修理となります… ので、メカに自信のない方はご遠慮ください。(><)
2.5インチSSDを用意する
まず E490 に増設するための、 2.5 インチ SSD を入手します。
キングストンKingston SSD 960GB 2.5インチ SATA3 TLC NAND採用 A400 【PS4動作確認済み】 SA400S37/960G 3年保証いろいろ調べて、コレにしました。
Amazon で、\9,700 なり。
ここで、注意です!
E490 の 2.5 インチ ドライブ ベイ に取り付ける SSD は、厚さ 7 mm のものにします。
厚さ 9.5 mm の SSD では、 E490 におさまりませんので、注意が必要です。(><)
こじあけ工具を用意する
E490 の本体カバーを開けるので、こじあけ工具などが必要です。
HARP(ハープ)こじ開けー2個セット【TP-3+TP-4】これも、いろいろ調べて Amazon で購入しました。
\1,380 ですが、 5 %オフだったので \1,311 でした。
E490の電源をオフして、microSDを抜く
E490 の本体カバーを開ける前に、電源をオフします。
そして、 microSD を E490 の本体から抜いておきます。
これしないと、 E490 の本体カバーを開けた時、 引っかかってしまいます。
…ので、必ず microSD を E490 の本体から抜いておきます。
E490の本体カバーを開ける
E490 の本体カバーを開けます。
上の写真のとおり、赤い印のあるところの、 9 つのネジをゆるめます。
ネジは最後まで抜けませんので、空回りするようになったら、ゆるめるのを止めます。
続いて、こじあけ工具を使って、 E490 の本体カバーを開けていきます。
ここで、力を入れてはいけません!
力を入れて開けようとすると、こじあけ工具で、本体カバーをキズつけてしまいます。
ボクは、力入れ過ぎて 2 か所ほど、本体カバーをキズつけてしまいました。orz
こじあけ工具の代わりに、ギターピッグやプラ製ヘラの方がいいかもしれません…。
ダミーハードディスクとSSDを交換する
E490 の本体カバーを外したら、 2.5 インチ ドライブ ベイにある、ダミーハードディスクを取り出し、 SSD を組み込みます。
ダミーハードディスクを確認する
E490 の本体カバーを開け、外すと、下の写真のようになります。
赤く囲っているところが、 2.5 インチ ドライブ ベイです。
2.5 インチ ドライブ ベイには、ダミーハードディスクが組み込まれています。
これを、 SSD と交換します。
ダミーハードディスクを本体から取り出す
E490 本体から、ダミーハードディスクを取り出します。
上の写真の①(ビニールテープみたいなもの)を引っ張ると、ダミーハードディスクが外れます。
②のコネクタ配線も外れますが、また付けられるので問題ありません。
ダミーハードディスクを分解する
E490 本体から外したダミーハードディスクです。
ダミーハードディスクは、 以下 3 つのパーツでモジュール化されています。
- ダミーハードディスク本体
- 防振・スペーサを兼ねたゴム
- コネクタ配線
これを、分解します。
上の写真の赤い矢印のとおり、分解します。
特に工具を使わなくても、分解できます。
中央がダミーハードディスク本体で、左側が防振・スペーサを兼ねたゴム、右側がコネクタ配線になります。
SSDを組み立てる
今度は、 SSD を組み立て、モジュール化します。
組み立てるパーツは、以下のとおり。
- SSD 本体
- 防振・スペーサを兼ねたゴム
- コネクタ配線
上の写真のとおり、 SSD 本体を中心にして、はめ込んでいきます。
ダミーハードディスク分解と同様、工具は不要です。
中央が SSD 本体で、左側が防振・スペーサを兼ねたゴム、右側がコネクタ配線になります。
組み立てが完了すると、上の写真のとおりとなります。
SSDを本体に組み込む
今度は、E490 本体へ、 SSD を組み込みます。
組み立てた SSD を、 E490 本体へ、そのままカパっとはめます。
上の写真の赤い印のところ、要注意です!
コネクタ配線を、 E490 本体に、しっかり差し込まないといけません。
赤い印の、左となりと同じになるよう、差し込みます。
E490の本体カバーを閉じる
E490 の本体カバーを元に戻し、はめ込みます。
本体カバーのツメを折らないように、ゆっくり… 力を入れず… はめ込んでいきます。
そして、 9 つのネジをしめます。
我が家の E490 は、 1 〜 2 か所のネジ山がバカになっていました… 中華品質にガックリ…。orz
microSDを元に戻し、E490の電源をオンする
本体カバーを閉じて、 9 つのネジをしめたら、 microSD を元どおり挿入し、 E490 の電源をオンします。
SSDをフォーマットする
Windows が起動したら、 SSD をフォーマットして、使えるようにします。
Windows システムツール → コントロールパネル → 管理ツール → コンピューターの管理 → ディスクの管理 とクリックしていきます。
どんどんクリックしていくと、以下のような画面が表示されます。
ここは、 [ OK ] を押します。
ディスクの管理 まで進むと、 SSD が、未割り当ての状態となっていることが分かります。
ディスク 1 を右クリックして… 新しいシンプル ボリューム をクリックします。
新しいシンプル ボリューム ウィザードの開始画面 が表示されるので、
- 新しいシンプル ボリューム ウィザードの開始画面:次へ
- ボリューム サイズの指定: 915698 ( MB )のまま 次へ
- ドライブ文字またはパスの割り当て: D: のまま 次へ
- パーティションのフォーマット:ボリュームラベル:空白、クイックフォーマット:チェック外す 次へ
- 新しいシンプル ボリューム ウィザードの完了:完了
と、入力し、クリックしていきます。
…すると、 SSD のフォーマットが始まります。
フォーマットは、完了するまで時間がかかります。
フォーマット時間は、 SSD のサイズによって変わりますが、今回は 30 分ほどでした。
SSD のフォーマットが完了すると、上の画面のようになります。
右クリックして、プロパティをクリックすると、詳細情報を確認できます。
増設した SSD には、 894 GB のファイルシステムが作成され、ドライブ D: としてマウントされたことが確認できます。
ドライブC:からドライブD:へファイルを移動する
ドライブ C: に格納していた動画ファイルを、ドライブ D: に移動します。
作業後、ドライブ C: の空き領域は、 14.1 GB から 67.6 GB に増えました。(^^)
これで、すべての作業完了です。
まとめ
おすすめ品
lenovo のパソコンといえば Thinkpad です。
2.5 インチ SSD と、こじあけ工具です。
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