ひきこもりの親必読!8050問題になる前に実行すべき3つのこと!

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子供もといっても中高年ですが、彼らひきこもりで困っていませんか?

ぼくの母がヤバいです。
弟2人が、アラフィフかつひきこもりです。

次男は、あいかわらずのネット中毒。
三男は、バイトし始めた母を見習い、同じくバイトを始めた。

それでも普通と呼ばれる家庭からは、ほど遠い状態。
ほぼ、手遅れです。彼らの公的年金は0ですし、健康保険にいたっては今でも母が払っています。
こうなる前に親が動く、これを強くおすすめします。

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8050問題になる前に実行すべき3つのこととは?

ズバリこれらになります。

  • サービス停止する
  • 精算する
  • 家出する

ひとつひとつ説明します。

8050問題についてはこちらをどうぞ。

実行すること1:サービス停止する

サービス停止といっても、コンピュータ・システムのサービス停止ではありません。
ひきこもりへのサービスを停止します。
具体的には、こづかい・3度の食事・洗濯・入浴・各種支払いなどのサービスを、いっさいがっさい止めます。

例えば我が実家の場合、食事・洗濯はもちろんですが、今年49歳になる次男がネット中毒なんで、インターネット・サービスも解約するようにします。

この”実行すること1”は、何を狙ったものかおわかりでしょうか?
それは、親であるあなたの時間とお金を確保するためです。
要はだらけきったひきこもりに対し、時間的・金銭的負担をやめます。

これは、ひきこもりに「怠けていては暮らしていけない」と気づかせることも期待できます。
あわよくば、彼らは考えて行動し始めるかも。
食事や洗濯などの身の回りのことから、こづかい欲しさのバイトなど、とにかくひきこもり当人が動きだすかもしれません。

あと、これはサービス停止とはあまり関係ありませんが、ひきこもりに対し腫れ物に触れるように接してはいけません。
そうすれば、ひきこもり当人は確実に助長し、調子に乗ります。
そう、彼らがオレ様化、モンスター化するのです。

だから、やることは逆。
とにかく、注目しない。
行動分析学的には、これが正解です。

子供に嫌われる、ですか?
いいじゃないですか、嫌われたって!

ってゆーか、中高年になった子供なんて、世間から見たら単なるおっさん・おばさんです。
彼らに嫌われたところで、痛くもかゆくもありませんよ。

いまさらおっさん・おばさん化した子供と、わざわざ仲良くする必要もないでしょう。
もう子供じゃないんだから、で押しとおしましょう。

とにかく、少しずつでいいので、ひきこもりへのサービスをやめていきましょう。

実行すること2:精算する

続いて、精算します。
具体的には、親であるあなたが負担している家庭への支払いをやめるのです。
ただし、後述しますが固定資産税だけは支払わざるえないでしょう。

ひきこもり対策として一番効果的なのは、ひきこもる部屋のある家そのものを手放すことです。
ですが、ひきこもり付きの家はかんたんに売れません。
なぜなら、彼らが部屋から出てこないからです。家を売るからと言っても、出てこないし、居すわること間違いないでしょう。
さすがに、人が住み続ける不動産の買い手は現れません。

ですから、家以外の年金・健康保険・車・電気・ガス・水道・NHK・固定電話・インターネットサービス・スマホなど精算します。

ひきこもり当人分の年金及び健康保険の支払いは、即やめましょう。
口座振替であれば、納付書に切り替えます。
そして、納付書を彼らに渡す。払う/払わないは、彼らにおまかせします。

車は売ります。
昨今、高齢ドライバーによる事故のニュースが頻繁に報道されます。
このリスクを消去するには、車を手放し、運転しないのがいい。
今後は、公共の乗り物やタクシーを使うようにしましょう。

固定電話、インターネットサービス、スマホなどは、自分のスマホ1台を除きすべて解約します。
ひきこもりが使っているサービスは、彼らに請求書がいくよう手続きし、年金・健康保険と同様あとはまかせます。

電気、ガス、水道、NHKは、クレジットカードや口座振替にしているのであれば、納付書による支払いに切り替えます
これは、次の”実行すること3”への布石にもなります。

続いて、家にある不要なものを、片っ端から売るか、捨てるかします。
とにかく、身軽になりましょう。

この”実行すること2”は、何を狙ったものかおわかりでしょうか?
親であるあなたのお金を確保するためです。
要はだらけきったひきこもりへの金銭的負担をやめます。

そして、お金は自分のために使う。
ひきこもりのために、自分のお金を使うのはやめましょう。

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実行すること3:家出する

最後は、家出します。

なんで、自分の家なのにオレ・アタシが家出しないといけないの?
家を出るのはひきこもりのアイツの方でしょっ!

おっしゃるとおりです。
その気持ち、痛いほど分かります。
ですが、ここで現実を直視します。

いくども働くよう、言って聞かせても、ひきこもりが部屋から出てきて、行動を起こしたことがありましたでしょうか?
むしろ注意すればするほど、屁理屈をならべ、逆ギレしてひきこもったのではないでしょうか?

ですから、親であるあなたが、家への執着を捨て、出ていくのです。
これで、ひきこもりとおさらばです。
そして、残り少ない人生を謳歌します。
そう、今までひきこもりに費やしていた人生を取り戻すのです。

家出といっても、先立つものがないという方もおられるでしょう。
ここで、知恵をしぼります。

ひきこもりとは別の自立している子供の家や親戚、友人宅、はたまた所属している宗教団体、ネットカフェ、カプセルホテル、キャンプ場などいろいろ泊まれるところを考え、実際に行き泊まります。
または、実家から離れたところにアパートを借り、本格的な老後の暮らしを始めるのもいい。

この”実行すること3”は、何を狙ったものかおわかりでしょうか?
親であるあなたの限りある人生を、これからは自分のために生きる、です。
要はだらけきったひきこもりから卒業します。

この家出ですが、結果、子供を見捨てることになり、良心の呵責を感じ、心苦しいかもしれません。
また、世間からも、後ろ指刺されるかもしれません。
さらに、ひきこもり当人からも恨まられるでしょう。親であるあなたが恨みたいでしょうけど…。

ですが、このままひきこもりと一緒に暮らし続けても、何も問題解決しません。
だったら、たとえ心苦しくても、世間から後ろ指さされても、ひきこもり当人から恨まれても、家出すべきです、絶対!
そして、親のあなたは、あなたの人生を送るのです。

ここで、”実行すること2”が生きてきます。
家庭での支払いを精算したことで、お金は自分の手元に残り、ひきこもり分のクレジットカード請求や口座振替もなくなっている。
よって、余計なお金が出ていかない。

また、今までひきこもりに使っていたお金は、ひきこもりにまかせます。
電気、ガス、水道、NHKは、請求書が家に届くので、支払うかどうかは残ったひきこもり当人が考えざるを得ません。
お金の請求について、そのままにして放置していたらどうなるか、それを学ぶ絶好の機会でもあります。

くやしいですけど、家の固定資産税だけは、仮に住んでいなくても払う必要があります。
でないと、支払いが滞った場合、不動産だけではなくあなたの現金やバイト先の給与まで差し押さえられちゃいますので。
固定資産税の納付書送付先は、家出先もしくは自立している子供や親戚、友人宅など、信頼のおける人物の住所へ送付するよう手続きします。

ひきこもり当人ではなく、なぜ親が動くのか?

ひきこもり当人の悩みをご存じでしょうか?

親亡き後、ひきこもりを続けるには、どう生活していけばいいのか?
だそうです。 ┐(´~`)┌
彼らは死ぬまで自立しないつもりです。

そりゃ、そうですよね。
人は一度手にした利権は、絶対てばなしませんから。

生活保護の人が、いつまでたっても自立しないのと同じです。
自立したら生活保護費、もらえなくなっちゃう。
だから、彼らは自立しないことに、最善を尽くし努力します。
ひきこもりも同じく、親からなんでもしてもらうためなら、死ぬ気でひきこもります。

このような現実から、親であるあなたが行動するしかない。
もし行動を起こさなかったら、死ぬまで子供とのジリ貧生活がつづきます。
そして、自分が使うはずの年金をひきこもりにも使い、貯蓄していたお金もなくなっていく。
さらに、彼らがオレ様化・モンスター化し、社会に迷惑をかけることも十分考えられます。

ちなみに我が実家ですが、次男がすでにオレ様化しており、常に上目線で人を見くだし、あらゆる常識を否定しています。
ですから、まともに会話もできない状態で、いつモンスター化してもおかしくない。
うーん…。

まとめ

たまき
まず、親であるあなたが行動を起こします。ひきこもりへのサービスをやめ、金銭を整理し、家を出ます。

れな
世話してくれていた親がいなくれば、彼らは自力で生活するかもしれません。大変かもしれませんが、ぜひ、これら3つを実行してください。

参考文献

ひきこもり問題は、原因ではなく、解決に目を向けます。
有効なのは行動分析学です。詳しくはこちらの記事をご参照ください。