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8050問題、スゴい問題だ。これ、日本だけなのかなー。

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8050問題、今朝、初めて聞きました。
NHKの朝のニュースでした。
これ、引きこもりの話です。

80歳の親と50歳の引きこもりの人の問題です。

人間80歳ともなると、いつ死んでもおかしくない年齢です。
50歳だと、あと30年、生きれるかもしれない。

80歳の親が死ぬと、50歳の引きこもり当人の後ろ盾が無くなる。
だから、問題であると。

テレビでは、50歳の引きこもりが登場。
80歳の親が死んだ。銀行残高はもはや80円。
もう、のたら死ぬしかない、と言ってた。

割れ窓理論を知らないらしい。
知ってたらこうはならない。
詳細は以下の記事を参照してください。

割れた窓は即対処しよう。放置しておくと、一切いいことない。

はぁー、切ない。
実は、この8050問題、母が抱えています。

母は73歳、引きこもり次男は48歳、引きこもり三男は46歳です。
母は持ち家ありの年金暮らしです。あと7年か。

次男と三男は外で仕事しません。
次男はインターネットで、日々、情報収集に精を出しています。
三男は家事全般です。
たばこ代は母からもらっています。
もうこの状態でン十年です。

ここまで引きこもりスペシャリストとなると、働くことのハードルは死ぬほど高いです。
働くぐらいなら、死を選ぶ。それほど、働くのがイヤ。
気持ちは分かるけど。

アドラー心理学的には、ここで介入しちゃダメだそうです。
昔、結構介入しちゃいましたが。

介入されると勇気が挫かれる。
うるせーなーと、なるワケです。
完全に逆効果ですね。

で、引きこもり相手にどうするか。
見守るしかない。
何かしてほしいことがあったら言ってほしいと、当人に言う。
これを勇気づけという。

抜本改革は第三者の介入しかない。間違いないだろう。
だって、当人も家族もアンコントロールなんだもの。
プロに頼るしかない。

本人たちは問題意識はあるが、行動を起こせない。
それほどメンタル的にツラい。

しかも、時間は待ってくれない。どんどん先に進む。
時間が経てば経つほど、社会復帰はより困難になる。
現実は厳しい。日本特有かもしれません。

当人もたまりませんが、周りもたまりません。
でも、どうしようもない。
いくら心配しても、何も変わらない。

とにかく、見守る。
力になれるときはなる。

それしかない。
がんばろう、日本。