「戦争と平和 岩波文庫」を読み終わった。拾い読みのススメ。
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戦争と平和とは。引用する。
『戦争と平和』(せんそうとへいわ)は、帝政ロシア末期の小説家レフ・トルストイの大河歴史小説。1865年から1869年にかけて雑誌『ロシア報知(英語版)』で発表されたものである。サマセット・モームは『世界の十大小説』の一つに挙げている。
戦争と平和、ネタバレなく紹介する
「戦争と平和 岩波文庫」は500頁ぐらいの文庫本6冊という大作である。
登場キャラクターが多く、主人公クラスはロシア人の男3人、女2人。
ロシアとフランスが戦った戦争を描いているので、なんとナポレオンが登場する。
フランスが起こした戦争で、ロシアの人たちがどう対応したかが分かる。
「戦争と平和 岩波文庫」の構成
戦争と平和はいくつかのエピソードに別れている。
巻、編は以下のとおり。
1巻:第一部 第一編~第二編
2巻:第一部 第三編、第二部 第一編~第二編
3巻:第二部 第三編~第五編
4巻:第三部 第一編~第二編
5巻:第三部 第三編、第四部 第一編~第二編
6巻:第四部 第三編~第四編、エピローグ 第一編~第二編
巻末には、前の巻を含む物語の要約が付いている。
6巻はすべての要約が読める。
ナビゲートする。
戦争と平和を拾い読みする
- ひととおり登場人物の紹介を読む。気に入った人物を選択する。
- 6巻には、すべての巻の物語の要約が付いている。全体の流れを把握し、面白そうなエピソードを選択する。
- 選択したエピソードを読む。
- 気に入った人物の活躍振りを楽しむ。
- 気に入った人物の言葉の重みを考える。
- 当時のロシアの文化や風習について考える。
- ロシア文学の余韻に浸る。
戦争と平和の所感
- 500頁ぐらいの文庫本6冊ということで、全部読むのに1か月ぐらいかかった。
- 読むだけでもこんなに大変なのに、書くとなると想像を絶する。しかも、戦争に関する文献を読み、考察しまくったらしい。
- 世界の十大小説の一つ。知らなかった。
- 6巻の「戦争と平和 Q&A」は読まない方がいいかも。これから読もうとしていた「アンナ・カレーニナ」の結末が分かってしまった。悲しい。
- 作中に登場する人物の思いやセリフがすばらしい。紹介したいが、ネタバレになるので、割愛する。
まとめ
6巻の最後に、トルストイ本人の解説があり、全部読む必要はないと書いてあった。
いくつかエピソードを拾い読みして、ハマったら一貫して読めばいい。
なお、当ブログで使っていた締めの言葉は、本作中にある。
このテクニックは当人が楽なだけで、読者は置いてけぼりらしい。
やめた。
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