その時は何も言わなかったのに、こうすべきだったと言う人は最低だ!
実際にあった話
その時は何も言わなかったのに、こうすべきだったと言う人は最低です。
具体的には、以下のようなことがありました。
<実家にて>
次男:「おまえが家の修理をしている時、ダメダメだと思ったね。オレは建築業界にいたから、詳しいんだけどさ。」
三男:「いまさら何言っている!?なぜ、その時に言ってくれなかったんだよ?」
次男:「・・・・・。」
<会社にて>
課長:「以前、部長が探してきてくれた仕事、断ったじゃん。その理由が通勤時間が長いから…体力に自信がない!?はぁー、わかっんねーなー。おまえ、このままだと降格だよ。どうする?」
主任:「なぜ、そう思った時に何も言ってくれなくて、この業績評価面接の時になってから指摘するのですか?」
課長:「・・・・・。」
過去に起きてしまったことは取り返し不可能
これらの会話は、とても不毛だと思いませんか?
どうしてダメなんでしょう。
一方は、過去に起きてしまった間違った行動について、いまさら言及しています。
もう一方は、その事実に対して、あなたの行動によっては回避できたのではないか、と反論している。
言った方も言われた方も、相手を責めています。
起こってしまった過去は、変えることはできないのに。
覆水盆に返らずとは、まさにこのことです。
完全なる後出しジャンケン
言われた方はこう思うでしょう。
「こいつ結果が分かってから言っているな。信用できないヤツだ。」と。
まぁ、言っちゃった方はこんな感じじゃないでしょうか。
「無能なヤツだ。アドバイスが必要だろう。」
これって、後出しジャンケンですよね。
気づいていながら、その時に言わない。
後日、相手の誤った行動について指摘する。
ズルいと思いませんか。
後出しジャンケンした人の心理
なぜ、その時に指摘しなかったのでしょうか?
おそらく、フォローがめんどくさかったのでしょう。
相手が嫌いだったかもしれません。
時がたち、会話することになって、そういえばあの時となる。
相手の気持ちも考えず、適当にしゃべっちゃった。
言われた方はたまりませんけど。
気づいた人はどうすればいいのか
気づいた人は、どのような行動を取ればいいのでしょうか。
以下にまとめました。
- その場で対応する。
- 見過ごす。そして、口にしない。
- 見過ごす。そして、後から口にする。
1.がベストではないでしょうか。
自分のできる範囲で、即対応しちゃいます。
対応する人も気持ちいいでしょう。
最低限、2.にすべきだと。
知らなかったことにする。
うーん、後ろめたさが残るかもしれませんが。
3.は最悪ですね。
これをやっている人は、まず信用されない。
絶対にやらないように、気を付けましょう。
まとめ
参考文献
気づいた時に対応することのメリットが書かれていました。
これを私は「気づいた者負け」と呼んでいます。いい意味で。
言い換えれば、気づくとか気になるというのは、自分の「強み」に関係している可能性があります。「気づく」ということは「視点をもっている」ということです。人は、視点をもっていないものについては見えません。
「この書き方だと伝わらない」と思った。担当者に伝えたら、「じゃあ書いてよ」と言われた。
この場合どうするかというと、「気づいた者負け」なので引き受けます。(笑)「気づいた者負け」で落ちている仕事を拾っていくと、いつか「拾った者勝ち」に変わるときがくるものです。
引用元:組織にいながら、自由に働く。
いかがでしょうか。
「気づいた者負け」から「拾った者勝ち」になりたいですね。
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