本「ファイナンス思考」の紹介。物事の成否は理:心:運=1:4:5で決まる!
はじめに
本「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」の紹介です。
ファイナンス思考とは?
物事の成否は理:心:運=1:4:5で決まる!とは、どういうことでしょうか。
ファイナンス思考とPL脳
- ファイナンス思考:長期的視点に立ち、価値を重視し、開発投資や企業買収するという考え
- PL脳:商品やサービスの売上・利益を、1年ごとに評価し、これが絶対であるという考え
ファイナンス思考では、一時的なお金もうけに固執せず、会社の将来を考えます。
具体的には開発投資したり、企業買収したりして、会社の成長を促します。
PL脳のPLとは、 Profit and Loss statement の略で損益計算書のこと。
会社が1年で、どれくらいお金を稼いだかがわかる数字のことです。
この損益計算書のもと、意志決定をおこなうのがPL脳。
短期的な売上・利益がとても大事。売上至上主義ですね。
日本の多くの会社は、社長がPL脳に陥っているそうです。残念。
それに比べてGoogle、Apple、Facebook、Amazon(この4社をGAFA(ガーファ)という)は違う。
ファイナンス思考のもと、会社を大きくしています。
そうなんですね。
だったら、ファイナンス思考で、日本の会社も大きくなればいい。
そんな簡単にはいかない
物事の成否は「理:心:運=1:4:5」で決まる、とのことです。
「理」はファイナンス思考。
「心」はなぜか行動。実行することですね。
「運」はそのまま。
この考え方だと、ファイナンス思考ができて、行動が伴ったとしても、成功する確立は50%です。
ビジネスの世界は厳しいですね。
ファイナンス思考は、主に会社経営に関する考え方。
ぼくたちが、私生活で応用できることはあるのでしょうか。
長期的視点はできそうです。
これについては、以前ブログに書きました。
よかったら読んでみてください。
日本の会社の現状
日本の会社は過去の栄光(戦後復興やバブル絶頂期)を、いまだに引きずっているらしい。
だから、目を覚ませ、今からでも遅くないというメッセージが込められていた。
にしても、まともにやっても勝率50%とは。
会社の経営は本当に大変です。
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