/* */

中学1年生は1日2時間勉強する

この記事は約4分で読めます。

中学1年生は1日2時間勉強する。これ、学校以外にです。
勉強時間の根拠ですが、学年+1時間だそうです。すごいですね。
本当にできるのでしょうか。

中学1年アツオくんの場合

僕は、今日から、毎日、2時間勉強しようと決めました。
時計をみて、さっそく机に向かい勉強を始めました。10分くらいして、なんか勉強に集中できなくなりました。問題が難しかったからです。
ちょっと気分転換しようとスマホを始めました。ゲームにSNS、やることは盛りだくさんです。とても楽しくスマホすることができました。
結局その日は、もう勉強しませんでした。
明日から「がんばろう、日本」、そんな決意をした今日この頃です。byアツオ

よくある挫折パターンです。
なぜ、こうなってしまうのでしょうか。

人は環境から影響をモロに受けます。
人は誘惑に勝てないようにできています。

家にはスマホ、タブレット、パソコン、TV、おやつ、ソファーと、勉強から自分を遠ざける環境が、ほぼパーフェクトに組まれています。
大人の人でさえ、たばこ、酒、つまみ、コーヒー、スウィーツの誘惑から逃れられません。

このような恵まれた環境では、すべきことを決意しても、挫折は時間の問題なのです。

どうすればいいの

では、どうすればいいのか。
はっきり言います。毎日2時間勉強することを習慣にするのです。
これしか方法はないでしょう。

いくら図書館のような完全に勉強できる環境を整えたとしても、自分の意識だけでは困難です。習慣の力を利用するのが手っ取り早い。

逆に習慣にしてしまえば、もう決意する必要がない。勝手に身体が動いてくれます。勉強を習慣化した人間は、余計なことを考えず、感情にも支配されず、集中して勉強するロボとなります。

アツオくんは「今日から」がマズかった。
1~3ヶ月後からにすれば、アツオくんだけではなく、誰でもできます。

1日2時間勉強への道のり

いきなり無謀なことはイケません。というより、不可能です。素人がマラソンを完走できないのと同じです。

勉強する時間を小分けし、習慣化するまで段階を踏みます。ここは時間をかけます。

  • 1週目:毎日20分勉強する。(20分/日、20分×6日間=120分/週)
  • 2週目:毎日20分、2セット勉強する。(40分/日、40分×6日間=240分/週)
  • 3週目:毎日20分、3セット勉強する。(60分/日、60分×6日間=360分/週)
  • 4週目:毎日20分、4セット勉強する。(80分/日、80分×6日間=480分/週)
  • 5週目:毎日20分、5セット勉強する。(100分/日、100分×6日間=600分/週)
  • 6週目:毎日20分、6セット勉強する。(120分/日、120分×6日間=720分/週)
  • 7週目以降:毎日20分、6セット勉強する。(120分/日、120分×6日間=720分/週)

この例では、今日からではなく1か月半後から、1日2時間勉強する習慣ができあがるようになっています。

日曜日は、勉強しなくてもよい、もしくは勉強できなかった日のための予備日としています。
週ごとにこの1日を入れることで、心に余裕が生まれ、習慣も継続・強化されます。

1日2時間強の勉強の壁

人は2時間ぶっ続けで勉強することもできますが、それが毎日となると続きません。途中でイヤになります。

そこで、自分が集中できる時間に小分けするのです。20分1セットとしましたが、15分でもかまいません。その分セット数が増えますので、うまく加減して決めましょう。

1セット実行する時間帯は自由に決めます。

朝食前、通学中に友達を待っている間、授業の休み時間、TVを見る前、夕食後、入浴後、寝る前と、好きなタイミングで勉強します。
いつやってもかまいません。空き時間をうまく活用するのです。

例えば、ちょうど今、友達と30分後に遊ぶ約束をしました。今から20分1セット勉強してしまおうと、なります。遊ぶ前なので、勉強へのモチベーションも上がるでしょう。

勉強のやり方

勉強のやり方はなんでもいいです。寝ながら教科書をパラパラ見るでもいい。

一番いいのは、試験問題を机に向かって解く、です。勉強は、アウトプットを中心に据えると、効果テキメンです。

参考書をよむ、単語カードとかのインプットもそこそこやります。これにより、アウトプットする力が確実に上がります。

さいごに

いかがでしょうか。
1日2時間勉強する習慣について書きました。
具体例を示し、誰でも習慣にしてしまうよう、工夫しました。
中学1年生のみなさんが、勉強をするぞーって気合を入れることなく、勉強できれば幸いです。

きれいさっぱり、行くぜ!