これを利用しない手はないっ！日々の小さな積み重ねで、最大成果を！
利用しない手はないコレって、何だと思いますか？
それは、行動分析学の「プレマックの原理」です。
要は、イヤなことは先にやってしまい、おいしいことは後にとっておく、ということです。
日々イヤなこと（勉強やダイエット）を積み上げ、将来大きな成果（資格やスマートな身体）を受け取る仕組みで、完全な自分投資となっています。
プレマックの原理とは
高出現確立行動は、それが随伴された低出現確立行動に対して強化子として働き、
行動分析学 行動の科学的理解をめざして より
低出現確立行動は、それが随伴された高出現確立行動に対して弱化子として働く。
引用だと、何がなんだかサッパリわからないですね。
高出現確立行動：スマホで遊ぶ
低出現確立行動：勉強する
に言いかえると、
スマホは、それが随伴された勉強に対して強化子として働き、
勉強は、それが随伴されたスマホに対して弱化子として働く。
なんとなく分かりませんか？
強化子とは、その行動が増加した要因です。弱化子は、その逆。
つまり、スマホで遊ぶことがエサ（報酬）となって、課題である勉強がススムというわけです。
飲みに行くために、今、仕事をがんばる。
モルディブでのバカンスのために、今、このプロジェクトをやりきる。
とかと同じですね。
強力な自己制御方法の１つと言えるでしょう。
イヤなことにフタをしちゃダメ
あたりまえですけど、イヤなことにフタをしてはいけないです。
これやると、大きなツケとなって、将来立ち行かなくなります。
しなければならないこと（ｍｕｓｔ）を、先にやる。
どっちにしろ、しなければならないこと（ｍｕｓｔ）は、早くやった方がよい。
人間、勉強や働くことは、どっちにしろ、しなければならないこと（ｍｕｓｔ）です。
だったら、先にやる。
で、このどっちにしろ、しなければならないこと（ｍｕｓｔ）をやらなかったらどうなるか？
もう、お分かりですね。
後悔することになります。
ツケが回ってきちゃいます。
バカになったり、無職になったりする。
人にバカにされる人生、十分なお金のない人生を送らざるえない。
後悔しても後悔しきれません。
イヤなことにフタしないために、行動分析学を利用する。
そこで、プレマックの原理を使うということになります。
息子にプレマックの原理を強制（笑）
中１の息子は、家ではまったく勉強しなかった。
家に居るときは、ひたすらスマホかテレビかその両方。（－＿－；
ハッキリ言って、人生詰んでいた。
というわけで、早速、プレマックの刑に処した。
・まず、勉強しなければならない。その後、勉強した時間だけスマホしたり、テレビを見たりしてもよい。（デュエルマスターズ風）
この刑、信じられないほどキマった。（喜）
＜刑執行後の中１息子の具体的な行動＞
テレビでワンピースが見たい時、まず、２０分勉強した。
その後、なんとスマホしながら、録画したワンピースを主題歌やＣＭを飛ばして見ていた。
恐れ入りました。
息子の勉強についての過去記事はこちら。
スマホさえ無ければ、こっちでもうまくいったはず。
スマホの中毒性はハンパないです。
https://eh-lab.com/habit/learn/p84/ちなみに、高２の娘にも、同じ刑に処しました。
最初はしぶしぶ従っていましたが、弟に負けじと、がむしゃらに勉強するようになりました。（＾＾）
ぼくの場合
ぼくの場合は、以下のとおりです。
・ブログ作成（５分、毎日（原則朝食前））
・情報処理技術者試験 論文対策（昼休み１時間、会社のみ）
・情報処理技術者試験 論文対策（１０分×２（午前と午後それぞれ）、会社のみ）
・情報処理技術者試験 記述式問題対策（３０分、自宅にて土日祝のみ）
・情報処理技術者試験 論文対策（１０分、自宅にて土日祝のみ）
・バランスボールで腹筋運動（５分、２１時までに帰宅した日）
・ブルワーカーで筋トレ運動（１５分、２１時までに帰宅した日）
・楽器コンサーティーナ練習（２５分、自宅にて家族全員が留守になったスキに）
結構積み上げているつもりですが、なかなか所産（成果、パフォーマンス）に結びつかないようです。
どっちにしろキツいんで、さっさと片付けてしまいます。
終わったら、悠々自適に読書とかです。
現在、チャレンジ中のプレマックの刑は以下のとおり。
・ブログ公開（土日祝とか連休中に、少なくとも１記事）
・トレカの整理・売却（土日祝とか連休中に、少なくとも１回は整理もしくは売却する）
ちなみに、日々何か積み上げるとこんないいことがあります。
あれっ？
これって、プレマックの原理ですね。知らないのに記事にしていたとは。（＾＾；
まとめ
参考文献
この本には、プレマックの原理（Premack’s principle）の説明がありました。
これは使えると思いましたね。