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そもそも会社と同じ生産性が達成できないテレワークをなんとかこなす!

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今、新型コロナウイルス感染症が流行っていて、その対策として、テレワークがほぼほぼ強制されています。

このテレワークですが、会社で仕事するのとは違い、かなり厄介です。

会社って、組織で仕事しますよね?

たまに、個人でしている人もいますけど、原則、会社は組織で仕事します。

その組織で行う仕事を、自分の家から出ず、やらなければなりません。

できる/できないではない…やるしかない…。orz

日本人は真面目ですから、誰も文句言いません。

ただ、黙ってテレワークしろ、と言われ、何も考えず指示に従います。

…ですので、このテレワークについて、なんとかこなすべく考えました。

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すべての職種でテレワーク可能か?

…なワケないですよね。

現場で働く人は、テレワーク不可能です。

サービス業だったらお店へ、農業だったら田畑へ、漁業だったら海や川へ、製造業だったら工場へ、とそれぞれ現場へ行かないと仕事になりません。

ですから、テレワークって、原則クラウド・システムなどネットワーク経由で接続できる業務システムを保有する会社に限定されるのです。

これらを持っていないところは、テレワークできません。

いくらテレワークを推奨しても、ほとんどの人がしたくてもできないのです。

テレワークにおける生産性は?

テレワークについては、生産性が問題になっています。

会社で仕事するより、社員が働かない/働けない、ということです。

テレワークしている人全員ではありませんが、テレワークにおいて、社員は一部サボリーマンになるということです。

サボリーマンについてはこちら。

好きで、仕事をサボっているワケじゃない、ということもテレワークの複雑なところです。

それは、クラウド・システムだけではすべての業務ができない、ということ。

例えば、承認印を押すこととか、大量印刷とか、電子データではなく紙ベースでの仕事ですね。

また、テレワークの生産性については、以下を参照いただけると分かります。

いちがいにアンケート結果を信じるのもなんですけど、やっぱり無理があり、まだまだ克服する課題が多いです…。

テレワークのメリット

続いて、テレワークのメリットについて、確認しておきます。

ボクが思いついたのは、以下のとおり。

  1. 自宅にひきこもるので、新型コロナウイルス感染症の感染リスクが下がる。(アタリマエ)
  2. 通勤時間が無くなるので、会社に拘束される時間が減る。
  3. 毎日通勤している会社の素晴らしさを再認識できる。

あまり思いつきませんね…。

そもそも、会社員はオンとオフを切り替えている人が多く、自宅で仕事することに抵抗があります。

オンオフ切り替えは、陽明学的には、あまりよろしくないんですけど。

陽明学についてはこちら。

テレワークのデメリット

テレワークのデメリットはこちら。

ちょっと多すぎるので、いくつかグルーピングしてみました。

<仕事系>

  1. 会社と違って、仕事に必要なリソース(サーバ、データベース、ツール、プリンタなど)にアクセスできないので、できる仕事が制限される。
  2. 書類の承認印がもらえない/大量印刷できないなど、紙ベースの仕事ができない。
  3. オンライン会議が、馴染めない/恥ずかしい/音声が聞き取りずらい…かったりする。
  4. 会社にいる時と違って、同僚との雑談や日々の会話がない。
  5. 上司から仕事の指示がないと、茫漠な時間をどう過ごしていいかわからず、途方にくれてイライラする。

<環境系>

  1.  PC ・タブレット・スマホなど、ディジタル・デバイスを用いた仕事に限定される。
  2. 自宅のネットワーク環境がしょぼいと、ディジタル・デバイスが快適に動作せず、仕事にならない。
  3. オンライン会議では、自宅が晒されてしまうので、背景を工夫しなくてはならない。

<お金系>

  1. 光熱費など何かと、お金がかかる。
  2. 残業が難しく、生活費を稼ぐことができない。

<ずーっと自宅にひきこもるから系>

  1. 運動不足になる。
  2. オンとオフの区別が難しく、ダラダラしがちになる。
  3. 家族と一緒、かつ狭い空間に長時間いるため、ストレスが溜まる。
  4. 不安や孤立感にさいなまれる。
  5. 自粛疲れやうつ病になるリスクがある。

いかがでしょうか?

テレワークって、デメリットだらけですね、今のところは…。

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自宅のネットワーク環境について

テレワークでは、インターネットに接続するネットワーク環境が必要不可欠となります。

我がマンションでは、全戸 81 世帯、末端まで 1Gbps の LAN が引かれています。

…が、各住戸の末端のハブを、 1Gbps 対応のものに変更しなくてはなりませんでした。

それと、あくまでもベストエフォートなんで、使っている人が多ければネットワーク帯域は圧迫され、レスポンスは遅くなります。

したがって、仮にハブを変えたとしても、ほぼほぼ 100Mbps なので、 1/10 の性能ということになります…。orz

しかも、日中帯と夜は、多くの住民がインターネットに接続します。

…ので、やっぱりネットワーク帯域が圧迫し、レスポンスは遅くなっちゃいます。

例えば、 5GB の動画ダウンロードしたところ

  • 日中帯と夜:何度実行しても、途中でエラーとなり、ダウンロードに失敗しつづける。
  • 朝: 5 時頃、問題なくダウンロードできた!

でした。

つまり、大量データのダウンロードやアップロードは、今の環境では時間帯を選ぶ必要がある…と。

動画視聴などのストリーミングについては、朝以外でも大丈夫なんですけど。

会社並みに快適にテレワークするには、自宅のネットワーク環境がそれなりによくないと難しいです。

テレワークをなんとかこなす

厄介なテレワークですが、会社や上司からの命令であれば、やるしかありません。

テレワークをするネットワーク環境が整っていなくてもやるべし…理不尽ですけど。

そこで、テレワークするときの工夫です。

 NHK の朝のニュースでは、こんなことが放送されていました。

テレワークするときの工夫

・人と話す
・太陽の光を浴びる
・ルーティーンを作る

NHK 朝のニュースより

テレワークをする際、仕事仲間との情報共有を積極的にして、お互いの安心感を高める必要がある、とのことです。

会社にいれば、雑談や日々の会話があるので、なんとかなりますが、テレワークはそうはいきません。

電話やチャットツールを使って、積極的に同僚とコミュニケーションを取らないとキツいです…つい遠慮しがちになってしまいますが。

あと、最低限やることは、緊急の連絡があったら、即対応すること。これができないと、本当にテレワークしているのか、疑われてしまうので。

空いている時間は、勉強したり、スキルアップのための情報収集とかでもいいでしょう。

テレワークに必要と思われるルーティーンについては、こちらのポモドーロ・テクニックを参考にしてください。

テレワークでやっちゃダメなことも挙げておきます。

それは、例えば、使っていなかった資料の掘り起こしなどです。

テレワークしている同僚が、まったく使っていない資料を掘り起こし、最新化を依頼する、という暴挙に出ました。

今更なんで?、仕事増やしてどうする?と、まったく理解不能でした…。(--;

このような意味のないことはやめましょう。

テレワークでは、最低限、緊急の連絡があったら即対応する…をしておけばいいでしょう。

まとめ

たまき
たまき
新型コロナウイルスの感染リスク対策として、むりやりテレワークが導入されていますが、できる職種は限られ、やれる仕事も制限されがちです。

れな
れな
会社から一方的にテレワークしろ、と命令されても、環境が整っていないと難しいです…それでも、なんとかこなすしかありません。

おすすめ本

キングダム( 3 )です。

アニメを先行して見てしまっているので、後追いでマンガを読んでいます。

マンガもアニメと同様、熱いですね!( ・`ω・´)