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ひきこもりの兄弟がいる人が、親が生きているうちに行う3つのこと!

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ひきこもりの兄弟がいる。今は、親が面倒をみている。
将来、親が死んだら、誰が面倒をみるのだろうか?
兄弟?親戚?それとも国や自治体??

とても不安ですよね。
その不安を払拭します!

親が生きているうちに行う3つのこととは?

ズバリこれです。

  • 別居する
  • 介入しない
  • 相続放棄の準備をする

ひとつひとつ説明します。

その1.別居する

まず、別居します。
なぜなら、同居しているというだけで、兄弟の面倒をみることになるからです。

親が死にました。
あなたとひきこもりの兄弟が、持ち家に残されます。
こうなってしまったら、イヤでもあなたが彼の面倒をみなくてはなりません。
「同じ家に住んでいるけど、面倒みませんし知りません」は通らない。
同居しているだけで、一生兄弟の面倒をみるリスクがあるのです。

こうならないためにも、親が生きているうちに別居する必要があります。

別居するとしても、となりの家では意味がありません。
できれば県外がいい。簡単に駆けつけできないくらい離れているのが理想です。

やさしいあなたは、親とひきこもりの兄弟を見捨てるようで心苦しいはず。
しかしながら、まず、あなた自身がひきこもり親子から離れ、幸せに生活することがムチャクチャ大事です!
それに次に話しますが、兄弟は親子のひきこもり問題には無力なのです。

その2.介入しない

ひきこもりは、ひきこもり本人と親の問題です。

残念ながら、兄弟は力になれない。
なぜか。それは兄弟が、ひきこもりに自立をせまるから。
結果、なおさらひきこもる。
勉強しろと言えば、「勉強するつもりだったのに…もー、やーめた。」という子供とおなじです。

ぼくの弟はいい中年なんですが、考え方はおこちゃまでした。orz
まさか、まったくもって論理的に話しができないとは。

我が家の状況はこちら。
介入しない、見守ると書いてありました。
よかったらお読みください。

で、介入しないということですが、こちらがとても参考になります。
「兄弟がひきこもり問題に介入してもムダ」であることが分かります。

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その3.相続放棄の準備をする

相続放棄の準備をしましょう。
相続放棄によって、自分の身をまもることができます。
ただし、これは最終カード、いわば「切札」です。
使わないに越したことはない。

親が亡くなりました。
相続について、兄弟で話し合いをすることになるでしょう。
親から受け継いだ資産は、兄弟どうしで分けることになります。

ひきこもりは当然、自分が住み続けた家に住み続けるというはず。
そして、お金の問題はすべてあなた任せになる。
理不尽ですよね。

そこで、相続放棄するのです。
だって、ひきこもりがいる家なんていらないし、相続でもらう予定だったお金は自分で稼げばいいじゃないですか。

家を壊してさら地にし、お金にすると言っても、彼は納得しないでしょう。
生前の親にしてもひきこもりにしても、家に執着があるからです。

相続放棄については、こちらが参考になります。

まとめ

たまき
たまき
ひきこもりの兄弟がいる人は、別居して自分の生活を取り戻しましょう。

れな
れな
たとえ親や兄弟に恨まれても、別居は実行してください。

たまき
たまき
別居できたら、もうひきこもり問題には介入せず、相続放棄の準備だけしておけばおしまいです。

れな
れな
あなたが幸せに生活することが、とても大切なことですので。

参考文献

この本がおすすめ。
hikikomoriがそのまま英語になるくらい、日本の社会は病んでいることがわかります。

ひきこもりの弟、結婚しない姉、非正規の妹、親の財産を浪費する兄…。非婚化や雇用の不安定化により、自立できず頼る家族もない「きょうだい」が増えている。少子化も進む中、自分の子どもが家族内で唯一の「次世代」というケースも多いだろう。その子どもが、おじ・おばの将来も背負うことになるかもしれない。新たな社会問題「きょうだいリスク」の実態をリポートし、課題と展望を論じる。

引用元:きょうだいリスク