日本の会社はちょろい。6か月ごとに目標を決めてオワリ。あとは運。
半年ごとの目標
日本の会社では、社員に、半年ごとの業績目標を決めさせています。(強制)
そして、半年後、その目標が達成できたかどうかで、社員としての能力を評価します。
この目標ですが、達成できなくてもクビになりません。
だから、ちょろい。
外国の会社だったら、クビではないでしょうか。
半年で物事を決める習慣
会社では、4月~翌年3月までを年度といいます。
この期間中、どのようにお金を使って(予算化して)、商売するか決めています。
また、この年度を、上期(4月~9月)および下期(10月~翌年3月)と、2つに分けています。
そして、会社員は、半年ごとの予算に従って、仕事をしなくてはなりません。
予算どおりに、お客さまから仕事をもらってこなし、お金をもらうのです。
会社としては、社員にぼーっとしていられると困る。
ですから、手っ取り早く業績目標を決めさせ、お尻をたたくのです。
日本の会社は、半年ごとの予算達成が、仕事のすべてですから。
目標管理制度(MBO)
社員に、強制で、業績目標を決めさせる。
これを目標管理制度(MBO:Management by objectives)といいます。
目標の達成度合いで何が変わるのか?
評価が高ければボーナスが増し、低ければボーナスが減ってしまう。
さらに、昇進や昇格にも影響があります。
いっけん妥当で、フェアなシステムだと、会社経営者は声を大にして主張しています。
ほんとうでしょうか。
上司ですべてが決まるアンフェアなシステム
日本の会社では、目標を設定しておしまいです。
あとは運しかない。
なぜでしょうか。
あなたを評価するのは、上司で、彼らの主観ですべてが決まるからです。
当然ユルい上司に当たればラッキー、キツい上司だとボコボコにされます。
これでは全くフェアではありません。
その上司の部下になるのも運、評価の良し悪しもやっぱり運なのです。
仮に上司の機嫌が悪かったら、評価も低くなります。
理不尽ですけど、現実です。
彼らは、気分で部下を評価します。
部下が、40~50歳のおっさんやおばさんだと、評価はスゴく厳しい。
よくて普通、低いのがアタリマエです。
逆に、エース呼ばれる20~30歳の彼、彼女は、めちゃくちゃ評価高いです。
評価が低くても、クビにはなりません。
ですが、係長から担当への降格などは、場合によってあります。
一度担当へ落ちたらそれ以下はないので、下げ止まりです。
ぼくの今の上司は、キツいタイプです。
社内失業してましたから、降格についても言及されております。
去年までは、年々続く目標をコピペして、面接も適当に話しておしまいでした。
ユルい上司は神です。(笑)
憧れのうろうろアリ
「ぼくはうろうろアリを目指してるんです。」って言ってみたいです。
うろうろアリとは、働かないアリです。
はたらきアリのように一心不乱に仕事をしません。
うろうろしています。
気がつくと、スゴいエサを見つけちゃったりする。
アリの中で、このようなイノベーションを起こすアリが、うろうろアリです。
先ほどのことを言った瞬間、
「おまえ、アタマおかしいだろ?」
と言われる。100%まちがいなく。(笑)
上司としては、はたらきアリに徹している部下が好き。
うろうろアリはいらない。怠けているようにしか見えないから。
長期的な成長なんか不要。
半年で結果を出せと圧力がかかります。
まー、ぼくは49歳なんで、確かに詰んでいますけど。
適当に対応するしかない
ですから、権力のある上司の言われるがまま、適当に愛想よく対応するワケです。
業績目標が、仮に達成できたとしても
「キミの将来の成長を考え、辛めに評価したから。」
とか平気で言います。(-_-;
もー運要素、高過ぎです。
誰だって社会貢献している
- 愛されること。
- ほめられること。
- 人の役に立つこと。
- 人に必要とされること。
話は変わりますが、人は上記のような感情に満たされると、貢献感を感じて、やる気になります。
ぼくは、会社ではお荷物かもしれません。
ですが、ぼくが会社に行くことで、給料がもらえ、それで家族が助かっている。
一応、人(家族)の役に立つことをしています。
会社では社内失業するほど、必要とされていませんけど。
まして、愛されたり、ほめられるなんて絶対ムリぽ。orz
だけど、会社員は続けるしかない!
ぼくのできることをして、社会に貢献します。
まとめ
参考文献
若い方は必読です。
うろうろアリを目指しましょう。
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