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本「定年後」も紹介。なんと60歳~75歳が人生勝負らしい。なぜ?

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楠木 新氏の本「定年後 50歳からの生き方、終わり方」、読みました。
今年50歳になるぼくは、結構グサリときましたよ。

なんと、人は60歳~75歳が勝負どころとのこと!
これはどういう意味か、本記事にて説明します。

60歳で定年退職を予定している方々、65歳まで雇用延長する方々、焦らず急ぐことにしましょうか。

衝撃の事実

 図4は、お風呂に入る、電話をかける、電車やバスに乗って出かけるといったごく普通の日常生活の動作を人や器具の助けなしでできる、つまり自立して生活する能力の加齢に伴う変化のパターンを男女別に示している。

 男性には3つのパターンがあり、2割弱の男性は70歳になるまでに健康を損ねて死亡するか重度の介護が必要になる。7割の男性は75歳頃から徐々に自立度が落ちていく。残りの1割の男性は90歳近くまで自立を維持する。

 女性は9割近くが70歳半ばから衰えていくことになる。

定年後 50歳からの生き方、終わり方

オイオイオイオイ…。(ケニー風 by 進撃の巨人)

マジですよ、この統計。
男性の7割は75歳までには何かしら介護が必要になるとのこと。
しかも、男性の2割は70歳までに死もしくはそれに近い状態になる。(-_-;

真の勝ち組は10人に1人で、90歳近くまで自立を維持する。
これは、情報処理技術者試験の合格率なみです。
狭き門ですね。
意識していても、達成は厳しいです、これ。
試験対策していても、情報処理技術者試験は余裕で落ちますんで。

この1割になんとか入りたい!
この1割に入れば、人生の勝者確定でしょう。

黄金の15年

先ほどの統計では、男性の7割は75歳までには何かしら介護が必要になる、でした。

だから、定年退職後の60歳から75歳は「黄金の15年」なんです。
納得ですね。

この期間中、身体が動くうちに、したいこと経験しておく。
そうすれば、いざ身体が動かなくなったり、死にことになったとしても、後悔はないと言うワケです。

ですから、50歳前後から準備する。
定年退職して、さて、何しようかな?じゃ遅いです、マジで。
60歳~75歳を、人生最後の追い込みと認識し、一気に駆け抜けるための準備をするのです。

定年後の茫漠な時間

 ただ私の問いに正面から答えてくれた人たちの中には、「毎日やることがなくて困っている」「一番自由な今が一番しんどい」「家で居場所がない」「暇になったのに焦る」「嫌な上司もいないよりはマシ」などと語られる。

定年後 50歳からの生き方、終わり方

 また『孤舟』を書いた渡辺氏は医師でもあるが、自著に関するインタビューに答えて、「とにかく朝起きて夜寝るまで何もやることがない。友達もいない。電話をかける相手もいない。これでは生きていることがむなしくて仕方がなくなる。それはある意味、死ぬほどつらいことですよ。実際そのつらさが病気の誘因になっています。男は忙しくて病気になるのではありません。むなしくて病気になるのです」と述べている。

定年後 50歳からの生き方、終わり方

はい、まったくその通りです。
らくらく、余裕で想像できます。

50歳になろうとしているぼくは、土日の2日間ですら持ちません。
かなり重症です。

この定年後の茫漠な時間に対して、右往左往するか、それとも「黄金の15年」にするか?
準備次第で決まります。
定年退職まで、この問題に向き合わず、現実逃避していたらどうなるか?
火を見るよりも明らかですね。

それにしても、 「嫌な上司もいないよりマシ」は強烈ですね。
それほど、人は何もやることがない、友達もいないことに耐えらないのでしょう。

会社は天国

 とにかく会社に行けば人に会える。昼食を一緒に食べながらいろいろな情報交換ができる。若い人とも話ができる。出張は小旅行、接待は遊び。歓迎会、送別会でみんなと語り合える。遊び仲間、飲み友達もできる。時には会社のお金でゴルフもできる。規則正しい生活になる。上司が叱ってくれる。暇にならないように仕事を与えてくれる。おまけに給料やボーナスまでもらえる。スーツを着ればシャキッとする。会社は家以外の居場所になる。などなど挙げていけばいくらでも出てきた。もちろん冗談で言い合っていたのだが、本質を突いているところもある。

定年後 50歳からの生き方、終わり方

こんなに会社のメリットがあるとは驚きです。

会社なんて苦役しかないと思ってましたが、いやいやそんなことはないんですね。
失って初めて、いかに恵まれていた境遇であったか、ということです。

これ、気付いてよかったです。
さっさと60歳定年で自然退職したいと思ってましたが、雇用延長も十分選択肢に入ります。
ってゆーか、現実的には年金支給開始年齢、60歳からの就職状況を考えると、雇用延長一択でしょう、間違いなく。

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男はそもそも群れることができない生き物

 女性は、カルチャーセンターに行けばすぐに友人ができて、近所にもお茶飲み友達がいて、いつも周りに人がいる。歳を取っても楽しく暮らしているように見える。一方で、男性は一人で活動して友人ができない。なぜなのだろうか。渡辺淳一氏は、先ほどのインタビューで、「男は同僚や取引先といった仕事に関係する人を除いて、ほとんど人間関係を持たない。そもそも群れることができない生き物なのだ」と述べている。

定年後 50歳からの生き方、終わり方

禿しく同意します。(懐)
ぼくも群れるの、苦手です。

大型バイクを趣味にしていた時は、地元のチームに入ったり、同じバイクのオーナーズ・クラブに入ったりして、むりやり群れていた。
今考えると、かなり無理していました。

大型バイクも知り合いに譲り、今では友達ZEROです。
娘や息子からも友達ZEROであることは、結構ディスられています。
群れるの苦手と言っておいてなんですが、正直寂しい。

今はこれでいいかもしれません。
が、一切所属が無くなる60歳~65歳時は、これではヤバいです。
なんとかして、やることを見付けて、友達も作らないと。

終わりよければすべてよし

 若い時に華々しく活躍する人も多い。それはそれで素晴らしい。ただ悲しいことに、人は若い時の喜びをいつまでも貯蓄しておくことはできない。大会社の役員であっても、会社を辞めれば”ただの人”である。

 一方で、若い時には注目されず、中高年になっても不遇な会社人生を送った人でも、定年後が輝けば過去の人生の色彩は一変する。

 そういう意味では、「人生は後半戦が勝負」なのである。もちろん他人との比較の意味での勝負ではなくて、せっかく生まれてきた自らの人生を活かすかどうかの勝負である。

定年後 50歳からの生き方、終わり方

「プロローグ 人生は後半戦が勝負」に書かれていた、この「終わりよければすべてよし」が一番救われました。

過去は関係ない。
現役で活躍しようがしまいが、定年退職すれば「ただの人」に成り下がる。

管理職に上がれない、4月から別会社に出向で年収100万マイナス確定のぼくでも、ワンチャンあります。(笑)

さぁ、焦らず、マジに急ぎましょうか。

こちらの記事もどうぞ

こちらはこちらで、気付きが多々ありました。
よかったらお読みください。

まとめ

たまき
たまき
定年がある方、自立できているであろう60歳~75歳が人生勝負です。準備を怠らずに!

れな
れな
年金支給開始年齢、60歳からの就職状況を考える雇用延長一択です。他で稼げる特技のある方は例外ですけど。

参考文献

相変わらず真実突いています。
想像ではなく、取材という事実に基づいて、書かれていますから。
さすがです。